先般開催されました平成最後となりました「第43回全国難聴児を持つ親の会代表者研修会・総会」に大勢ご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回様々な講師の方をお迎えして難聴児を取り巻く環境などを講師の方々にお話頂きましたがお役に立ちましたでしょうか。
これからもご参加頂いた皆様にとりまして、より良い情報を提供できますよう、省庁や企業様と連携をはかり、様々な情報提供を心掛けてまいる所存です。また何かご要望などございましたら事務局へお知らせいただければ幸いです。

総会でもご報告させていただきましたが、今年度より季刊誌「べる」の補助金が削除されました。それに伴い、今年度は1回ベルを発行させていただき、今後については紙媒体・データ化含め検討していくこととなりました。冊子としてたいへん楽しみにされている方も多いので大変申し訳なく思っておりますが、何卒ご理解賜りますようお願いします。
またあわせまして平成30年度全国難聴児を持つ親の会の事業計画といたしまして、ホームページの活運用、また会員増強など盛り込まさせていただいております。
まずはホームページについて、会員皆様の活動の一助になるよう、出来る限り各地域で行われた事業報告や案内、また省庁や団体からの情報、各地で展開している要望活動などを掲載していきますので、ぜひご覧・ご活用ください。

それと皆様にお願いしたいことといたしまして「会員増強」についてです。ご承知かと思いますが現在全国の会員が減少傾向です。しかしながら全国に登録されず市町村単位で頑張って運営しているところも多々あるように伺っています。直接何度か私の方に問い合わせが来た事もあります。そこで各地の皆様におかれましてはぜひ近隣にアンテナを張り巡らしていただき、小さい団体でも情報がありましたらぜひ皆さんでお誘いをお願いしたいと思います。状況によっては各ブロック長または副会長または私に相談していただければと思いますので何卒ご協力をお願いします。

さて近年少しづつですが手話言語条例や情報コミュニケーション条例などが施行されはじめ難聴への理解が深まりつつあります。ただ難聴への理解が深まっていても、難聴児への理解は様々な会合に出席させていただいていますが、まだまだのように感じています。
最近では新生児スクリーニング・聴覚スクリーニングの公費負担、補聴器・人工内耳と言った補装具のデジタル化、補聴支援機器の普及、また幼児期からの補装・手術など医療の技術的進歩と難聴児の世界は進化してきています。にもかかわらず行政の施策では追い付いていないのも事実です。
私たちは難聴児を持つ親として、子どもが立派な社会人にすることが親の責務です。今は大変な時期かもしれません。学校や地域、部活動などの問題課題が山積している中かとは思いますが、今後とも皆様のご支援とご協力を深くお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。

全国難聴児を持つ親の会
会長 鎌田 浩二 拝